みなさんこんにちはかせいです。
今回は警察官採用試験の論文試験についてです。
この論文試験どんな対策をしたらいいか分からないという方が多いのではないでしょうか。
私は論文対策に苦労しました。
もともと文章を書くのが苦手だったため、本当に論文を書くことがいやでした。
それでも合格したい一心で論文対策を頑張り、なんとか採用試験に合格することができました。
そんな私が論文対策でどんなことをして合格レベルの論文を書けるようになったかについて紹介していきます。
警察官になりたい方や警察官採用試験の対策に取り組んでいる方の参考になると思います。
論文試験について
警察官採用試験の論文試験はあるお題が課せられ、そのお題に沿った論文を書きます。
制限時間は約1時間~2時間で、字数は約800~1200字程度が一般的です。
1時間で800字程度の論文を書く試験形式が比較的多いです。
ところによっては受験案内に制限時間のみ記載されていて、字数についての記載がない場合もあります。
時間と字数については、
- 1時間 (60分) → 800字程度
- 1時間半(90分) →1000字程度
- 2時間 (120分)→1200字程度
これが目安となります。
制限時間と字数については、ところによって変わりますので確実に確認しておきましょう。
基本的なことになりますが論文試験での誤字脱字は減点になります。
次はお題についてです。
お題は抽象的なものと具体的なものがあります。
抽象的なお題としては、
「安全で安心な地域社会を作るために、警察官はどのようなことをしていくべきかあなたの考えを述べなさい」
のような出題が多いです。
具体的なお題としては、最近よく起こっている犯罪を絡めたお題などが考えられます。
ここ最近で考えると詐欺や闇バイトといったところです。
例えば、「近年、高齢者を狙った悪質な詐欺事件が増加している。こうした犯罪を防ぐために警察官としてどのようなことをしたら良いかあなたの考えを述べなさい。」
このような近頃よく起こっている犯罪について、その犯罪を防ぐための考えを聞く問題もあります。
論文試験のお題はおおまかにこの2パターンの出題が多いです。
どちらもある程度社会での出来事を知っていないと書くことが難しいです。
そのため社会で起こっていることに関心を向ける必要があります。
さらに、受験を考えているところの犯罪情勢を把握することも大切です。
各都道府県によって抱える課題は異なり、そこの警察が重点を置く課題も変わってきます。
受験する警察が何を課題と考え、その課題を解決するためにどんなことをしているかについて把握する必要があります。
ほとんどの警察のホームページには1年間の活動内容の概要や犯罪統計などを記載したページがあります。
これらの資料に目を通すとそこの警察の情勢をつかむことができます。
受験を考えている警察のホームページで活動内容などを確認することを強くお勧めします。
かせいが行った論文試験対策
私の論文試験の対策は大まかに以下の通りです。
- 受験する警察の過去の論文試験を実際に書いてみる。
- 書いた論文を添削してもらう。
- 添削によって得られたアドバイスをもとに再度同じお題で論文を書き直す。
- 書き直した論文を再度添削してもらう
- 受験する警察のホームページで1年間の活動内容などを調べる
このようなことをしていました。
論文対策は実際に書くことがもっとも効果的だと考えます。
書いて誰かに読んでもらうことで書いた内容がお題に沿ったものなのか、読んだ相手に伝わるかが分かります。
この論文対策も教養試験対策と同じように実践演習をしながら学んでいくスタイルが効果的だと考えています。
私は論文対策では量より質を重視していました。
私の場合は2次試験に論文試験があったため、論文対策は1次試験が終わってから始めました。
教養試験の対策に時間をかけていたため、論文対策を後回しにしていました。
1次試験と2次試験の間に約3週間から1か月の期間があったため、その期間で集中して対策をすると割り切りました。
そのため論文対策の期間は約3週間~1か月です。
文章を書くことを苦手としていましたが、この期間でなんとか合格レベルの論文が書けるようになりました。
ここで論文対策で行ったことをもう少し詳しく紹介しようと思います。
論文試験を実際に書いてみる(1回目)
初めて論文を書く時、私は何を書いていい分からなかったため全くペンが進みませんでした。
はじめは制限時間を設けずにとにかく自力で書ききることを目標にしていました。
とはいっても本当にどうやって論文を書いたらいいのか分からなかったため、とりあえず市販の警察官試験論文対策の参考書で基本的な書き方を学びました。
文末を「だ」「である」で統一することや4段落構成で論文を書くことといった基本的なことを参考書から学びました。
これらを意識しながら参考書に載っている例文を見てそれを参考にしながら書き上げました。
本当に最初は書けなかったことを覚えています。
1200字が果てしなく感じていました。
文章の内容のできはいったん置いて、とにかく完成させることを目標に書きました。
書いた論文を添削してもらう
私は書いた論文を通っていた大学の就職センターの方に読んでもらい添削してもらいました。
論文は書いた後に誰かに読んでもらうことがとても大切です。
実際の試験でも採点者が読んで点数をつけるため、書いた論文は誰かに読んでもらう必要があります。
初めて書いた論文を見せた時は原稿用紙が赤だらけになっていました。
時間をかけて一生懸命書いたはずが、あそこまでダメ出しを食らうとへこみました。
このような気持ちになることもありますが、書いた論文は是非誰かに読んでもらいましょう。
誰かに読んでもらって指摘やアドバイスをもらって自分の弱点を把握することが目的です。
添削によって得られたアドバイスをもとに再度同じお題で論文を書き直す
読んでくれた人のアドバイスによって客観的な視点で一回目に書いた論文を見ることができます。
そうすると1回目に書いた論文がかなり抽象的でボヤっとしていると感じました。
抽象的な論文になってしまった大きな原因は、私の場合はお題に対する知識が少ないことでした。
そのため書き直しはお題に対しての知識を習得しながら行いました。
例えば高齢者を狙った詐欺関連のお題であれば、全国の発生件数や詐欺の手口、受験するところの発生件数や手口、どんな対策を行っているかなどを調べて理解することをしました。
このように知識を深めることで実態を理解することができて、自分の考えも考えやすくなります。
添削で得られた指摘やアドバイスをもとに書き直しを行うことで、自分の弱点を知ることができてその弱点を意識した論文の書き直しができます。
書き直した論文を再度添削してもらう
私の場合はここでも指摘やアドバイスをもらうことがあったため、さらに書き直しをすることが多かったです。
1回目の添削と2回目の添削で最低2回は書き直すことがほとんどでした。
文章を書くことがニガテであったため1回の書き直しで仕上げることはできませんでした。
受験する警察のホームページで1年間の活動内容や犯罪統計などを調べる
書いた論文の書き直しの時もこの作業を行いましたが、受験する警察の活動内容や犯罪統計をよく見るようにしていました。
これらの資料でその地域で起こった犯罪の件数と検挙数や過去数年間の犯罪件数の増減などを知ることができます。
このように受験する警察について知ることはとても重要です。
そこの警察の活動を知ることが論文の内容を考えるヒントとなります。
さらに具体的な内容の論文を書きやすくなります。
具体的な数字などを覚えておくと論文に書き入れることができて具体性が増します。
論文対策のインプットがこの作業になると考えています。
アウトプットが実際にお題に沿って論文を書き上げることとなり、インプットが受験する警察の活動内容などを調べて理解することになります。
これらが私の論文対策の詳細になります。
ひとつのお題に対する論文を書いて添削してもらい、再度書いて添削してもらい、再度書き直して完成させるという流れです。
これを4~5回くらいやりました。過去問4~5回分を解きました。
そうすると4~5回分のお題に対する知識と自分の考えが得られました。
さらに、論文を書くことを繰り返していくと自分なりの論文の書き方が分かってきます。
この形が分かってくるとその形に当てはめて論文を書くことができます。
そうすると書くスピードが上がり制限時間内で論文を書くことができるようになります。
次は私が繰り返し論文対策を行った中で使った論文の書き方を紹介します。
かせいの論文の書き方
論文の形
論文の形として4段落構成で書くようにしていました。
4段落構成で書くことが私は書きやすかったのでこの構成で書くようにしていました。
- 1段落目 導入 2割
- 2段落目 お題に対する受験する地域、警察の状況 2~3割
- 3段落目 自分の考え 4~5割
- 4段落目 まとめ、自分の考えを補完する 2割
大まかにこのような流れで書いていました。
具体的に見ていきたいと思います。
例えば「近年、高齢者を狙った悪質な詐欺事件が増加している。こうした犯罪を防ぐために警察官としてどのようなことをしたら良いかあなたの考えを述べなさい。」というお題の論文を書く場合です。
1段落目は全国の高齢者を狙った詐欺事件の状況をざっと紹介します。ここで実際に発生した件数などを知っていれば書くといいです。
2段落目は受験する地域の高齢者を狙った詐欺事件の状況を整理します。ここで活動内容や犯罪統計で知った情報を書いていました。発生件数や詐欺事件を防ぐための警察の取り組みなどを知っていれば書くことができます。こうした具体的な数字や情報を書き入れることで具体的な内容になります。
3段落目は1、2段落目の内容を踏まえた詐欺を防ぐための自分の考えを書きます。ここが重要になります。しっかりと自分の考えを書きます。
独自に考える詐欺を防ぐ取り組みがあればそれを書いてもいいです。
また、そこの警察が行っている取り組みを継続するべきだと書いてもいいです。
どちらを書くにあたっても、なぜその活動が詐欺を防ぐことに効果があるのかを詳しく述べることが重要です。
ここが論文の核となりもっとも大切な段落となります。
そのためこの3段落目は分量を多くします。
4段落目はまとめです。3段落目の自分の考え再度まとめて論文を完成させます。
(重要)論文を書く前の準備
上記で紹介した4段落で論文を書く前に問題文をしっかり読むようにしていました。
問題文を読んでどんなお題であるかを確実に理解するためです。
基本的なこととなりますがかなり大切です。
そして、お題を理解して論文のアウトラインを書いて論文を書くようにしていました。
アウトライトは論文の簡単な完成図です。
いきなり書き始めるよりもアウトラインを作ることでこれから書く論文をイメージしやすくなります。
そのアウトラインに沿って論文を書いていけばいいので論文がとても書きやすくなります。
さらに、論文を書いている途中で内容が脱線して何を書いているか分からなくなることを防ぐこともできます。
内容に一貫性を持たせると読む人にとって分かりやすい論文となります。
アウトラインを作ることで迷うことなく論文を書くことができて内容をまとめやすくなります。
アウトラインは本当に簡単なものでいいです。
私は各段落で書く内容を箇条書きにして書いていました。
書いたアウトラインを見て自分がこれから書く論文の内容を理解できればいいです。
まとめ
今回は論文対策について紹介しました。
論文対策は実際に論文を書いていくことが効果的な方法だと考えます。
論文を書いて添削をしてもらい書き直しをする、これが大切です。
書き直しをする中でお題に対する知識を身に付けたり、模範論文を見て論文の書き方を学んだりすることで論文作成のインプットができます。
これを繰り返すことで自分にとって書きやすい論文の形が分かってきます。
そうすると徐々に論文を書く早さが上がり、制限時間内で論文を作成できるようになります。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。


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